動物病院では、診察後一定量の薬を処方し、飼い主様宅で薬を投与し様子を見て頂き、必要があれば再診察というのが一般的です。
しかしながら、薬投与期間中のペットの体調の変化を、飼い主様が適切に観察し看護をするのは困難で、不安が伴うものです。

当院では、毎日通院していただくことを飼い主様にお願いしております。毎日診療することにより、ペットの体調の変化を詳細に把握し、よりきめ細やかな治療と投薬が可能になり、無駄な大量の薬物処方も不要となります。
さらに、毎日の診察を通じて、その都度、「経過の報告」と「今後の治療方針」をご説明し、ご理解頂くことで飼い主様も安心感を得ることができます。

「毎日の医師と飼い主様とのコミュニケーション」こそが安心の治療とペットのQOL（生活の質）の向上にもつながります。

これが当院の「循環型治療」のかたちです。

ペットの病気の中でも、白内障や緑内障などの目の疾患は、飼い主様が症状に気付くことが難しいこともあり、治療が遅れてしまうことも多くあります。
当院では、「藤本アニマルクリニック」開院当初から、専門治療として「獣医眼科」に力を入れ、ペットの目の疾患の早期発見と確実な治療に努めています。
眼科の検査・手術用として、光干渉断層装置や水晶体超音波乳化吸引器など、最新かつ高性能の機器を導入し、かつ、獣医師が治療・手術実績を積み重ねることで日々、技術の向上をはかっています。
ペットの目の定期検査に、また、目の症状でお困りのことなどございましたら、当院までお気軽にご相談ください。

当院は、理想とする「循環型」の治療を実現するために、複数の獣医師がシフトを組んで「年中無休」で診療にあたっています。また、来院いただくすべてのペットの診療時間の確保と飼い主様に十分な説明を行えるよう、来院・診療は予約制としています。
容態に応じて毎日通院いただくペットと飼い主様が快適に、安心して過ごせるよう、待合いスペースは明るく、ゆとりのある空間を確保し、診察室も４室ご用意しています。
ペットと飼い主様の立場に立って、安心・安全な診療体制とスタッフのホスピタリティの充実をはかり、安心して通院いただける病院となるよう、日々努力してまいります。